うしお会
鎌倉高校の同窓会は「うしお会」というのだそうです。「潮」でしょうが、元々が女学校にしては、いささか勇ましげな名前のような気がしていました。当時の校章は、鎌倉の枕詞だという「星月夜」だったそうですし、そっちにちなむような命名というのもありだったのかなあとかね。
ただ、80周年誌などで昔の写真などを拝見しますと、ほんと、海以外に何もないような所に立っていたんですね。まさに海とまっすぐに正対していた学校という感じ。「うしお」という名もむべなるかなと思います。鎌高前駅も日坂駅と言ったそうですが、砂浜に降りたというような話もどこかにありました。
以前、70年代の日本を徒歩で縦断したイギリス人が書いたエッセイを読んだのですが、そこに「これだけ海に囲まれた国だが、日本人は何か、海に背を向けて暮らしているような気がする」という意味のようなことが書いてありました(アラン・ブース『ニッポン縦断日記』だったと思います)。
湘南地方に住んでいると、海とは近しいような気もしていましたが、このあたりの海辺は明治の外国人が別荘を建てだしてから、日本人が入ってくるというようなところもあったようですね。江戸時代の地図などを見ても、集落はずいぶん内陸に入ったところにあるものが多い。
海と正対した日常って、昔の日本人にはそれほどなじみのないものだったのかも知れないな。と、またサッカーとは全然離れたこと書いてしまいました。
湘南セールスプロモーションの桜井淳さん(鎌高OB)から、「うしお会」ホームページリニューアルのお知らせをいただいて、ちょっとのぞかせもらって、以上、つまらない雑感が頭ももたげて(笑)。
リニューアルされた「うしお会」サイトすてきです。どうぞご覧になってください。
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